Column


            2022.6.10.


            35年目のFINAL ANSWER


            愛車を長く乗り続けること・・・3

            
            愛車を長く乗り続けたい!!
            現在、弊社には、その様なお客様からのオーダーが続いております。

              

            エアロパーツ(外装部品)の好みは、人それぞれです。
            いつまで、愛車に乗り続けることができるか判りませんが、
            今、このタイミングで愛車をリフレッシュしたい。
            また、このタイミングで愛車を綺麗に仕上げたい。
            その様なお客様が増えております。



            いつまで愛車を乗り続けることができるのか??


            正直、この件に関しては全く想像ができません。
            例えば、エンジンを原動力とした自動車がいつまで乗ることができるのか?
            燃料となるガソリンは、いつまで供給され続けるのか??
            この2点は、オーナーさん自身や愛車そのものの不具合では無く、
            政治的、国際情勢的な部分の影響となりますから予測はできません。

            また、自動車の製造技術が向上し壊れにくくなった。
            とは言え、消耗品パーツと呼ばれる部品もたくさんあります。

            例えば、ゴム製の部品を挙げてみると・・・
            外装部品として採用されているガラスの淵に組み付けられている部品。
            それからドアまわりやトランクまわりに組み付けられている部品。

             

            こちらの部品は、静粛性の向上や雨水の進入を抑制する目的があります。
            こちらの部品が劣化すると、雨天時に雨水が進入したり、
            走行中に発生する(ロード)ノイズが大きくなるという症状が出て来ます。

            弊社製品をお買い求めになられる多くの方は、
            社外マフラーを装着されている方が殆どだと思いますし、
            ハイグリップラジアルタイヤやセミスリックタイヤを装着していれば、
            当然、走行中のロードノイズは大きくなりますので、
            “ノイズ”という部分に関しては、
            “気にしない”とか、“大丈夫”というオーナーも多いと思いますが、
            さすがに、雨が降ったら雨水が入ります。
            というのは、歓迎はできませんよね?


            また、エンジン関係ですと・・・

             

            カムシールやクランクシールと呼ばれるシーリング材にも使用されておりますし、

             

            カムカバーの組付け部分やオイルフィルターを組付けるブロックには、
            Oリング(オーリング)と呼ばれるゴム製のリングが装着されております。

             

            技術の進化によって、材質が良くなった。
            とは言え、一生(破損しない)モノではありません。
            エンジンから(エンジン)オイルが滲んでいるという場合は、
            大概この辺のシール材の劣化によって滲んでいることが多いです。

            はい!
            ここはテストに出ますからね!!

            って、出ない×出ない。。。
            という感じではありますが、頭の片隅に入れておくと良いと思います。

            基本的には、上から下に落ちて行くものですから、
            どこの部分からオイルの滲みが見られるのか??
            滲みが確認できる上の部分を疑うと良いと思います。


            他にも、サスペンション関係ですと・・・
            ブッシュのまわりにもゴムが使われておりますし、
            パッキンと呼ばれる部品も、基本的にはゴム製が多いです。
            例を挙げれば切がありませんので、
            今回のコラムではこの位で止めておきますが、
            ゆくゆくは“メンテナンス”関連の方で掲載して行きたいと思います。

            技術の進化により、材質が大幅に向上したとは言え、
            素材の経年劣化や熱。
            それから振動などによって消耗していくものです。

            オイルや燃料などの滲みや漏れは、車両火災の原因にもなります。
            愛車を長く乗り続けるためには、
            日頃の点検とメンテナンスも大切だと思います。





            愛車を長く乗り続けること・・・4

 




TOP